本当の鏡の法則

鏡よ、鏡よ、鏡さん!

この世で一番いきいきと、幸せに生きている人はだ~れ?

鏡に映し出された答えが、アナタ自身の姿であれば最高☆ですが。。^^

目の前に起こる現実は、鏡のようにあなた自身を映し出していますよ という

「鏡の法則」

目の前に映るものはアナタ自身です!

といわれます。

自分の心の中にあるものが、目の前の現実に投影されていますよ

という意味ですね。

でもこの考え方で現実を見ていて、

これも鏡の法則なの?よくわからないな。。と思うことはありませんか?

今回は 本当の鏡の法則 について書いてみたいと思います。

まずは「鏡の法則」でよくあるのは、

目の前で起こる出来事や、人から言われた言動に

心底ウンザリしたり、

イヤ~な気持ちになったり、

えー!信じられない、ひどすぎる、、(:_;)

と、ちょっと受け入れがたいことが起きているときに

「鏡の法則」が引き合いに出されることが多いと思います。

目の前のウンザリすること、イヤなことをしてくる人と

自分も同じところをもっているんだ と自覚して、

自分の在り方を見直しましょう

一方的に あの人を責めるのをやめましょう

という話です。

たとえば

・目の前でとても怠けている部下がいる。。

・少しも協力的でないパートナー。。

鏡の法則は、

それはアナタです! といいます。

ということは、私も同じことをしているんだろうか。。?

確かに目の前に起こることを自分の投影として見て、振り返ることで、

私だって(部下のように)怠けたいしラクしたいのに!

と、実は無理して我慢している自分に気づいたり、

自分も(パートナーのように)あまり協力的でない態度をとってしまったこともあるかも!

と 反省の余地を見つけられることもあります。

または、今は気づいて自分は変わったけれども、

過去にやっちゃってた イターイ自分を 確認のように見せられることもあります。

周りを観察していても、

こんなことされてイヤだ!と激怒している人が

別の人に全くおんなじことをやっているという風景をよく見かけるような。。? ^^;

(なので、私もえ?っと思うことを人からされたら、

どっかで自分もやってるんだ ( ゚д゚)! と思うようにしてます^^;)

ですが、この考え方だけだと、

鏡の法則、よくわからないな~ となってしまうことが 度々ありました。

たとえば、自分では想像もできないようなひどい扱いを 他人からされたとき。。

「私はこんなにも非人道的なことを誰かにしているの??」

と一生懸命 自分を振り返りますが、

「いやいや、いくらなんでもそんなこと想像もしたことないのに、

今までの人生、どう考えたって記憶ないし、

そもそもそんなこと 人にできないよー!? 」

どんなに振り返っても思い出せないし わからない、

わからないまま、

「でも鏡の法則だと、自分の中に同じものがあるんだよな。。」

とだけ自分に言い聞かせて

「??」のまま受け入れる。

わからないまま、放置。。そんなことが起こっていました。

鏡の法則を、【 自分 ⇔ 周りの環境や人々 】

というふうに見ていると

こういう理解できないことが起こります。

目の前に現実に起こることは、あなたの心の中に 同じ気持ちがあります とか、

目の前であなたがされることは、あなたも誰かに 同じことをやっています

というのは、

実は、物事の現象部分 しか見ていません。

本当は「鏡の法則」が言っているのは、

アナタが、あなた自身をどう扱っているのか? 

をあらわしていますよ

というのが 真の意味なのです。

他人には 確かにそんなこと していないかもしれない

でも自分自身に対しては、結構ヒドイこと やっちゃってきていませんか?

どんなに身体も心も疲れていても、

私がそれをやらなくちゃ誰もやらないから、私がやらないといけない とか

他の人は休ませても、自分には休むことを許さなかったり、

こんなこともできない私は 本当にダメな奴!とものすごく責めていたり。。

アナタがあなた自身をイジメていれば

まったく同じように、世界があなたをイジメてきます。

それが、

「この世はあなたの心の中の映し鏡、投影です」

という本当の意味です。

それがわかったら、

あなたが見るべきものは

起きている出来事や、目の前にいる人ではありませんね。

そう、だからこそ、あなた自身をみるのです

自分をないがしろにしていたら、

他人のことを大事にすることもできません。

ゆるしましょう なんて言われても、

絶対 無理だと思います。

鏡の法則は

【 自分 ⇔ 自分自身の自分に対する態度 ⇔ 周りの環境や人々 】

と言えます。

あなたは、自分のことをどう扱っているでしょうか?

すべてはそこから始まります。

そこを変えたら、映る世界が変わっていきます。

そうして改めて、鏡さんに聞いてみましょう。

「鏡さん、ステキな人は誰ですか?」

あなたの目の前に、

たくさんのステキな人がいることに きっと気づきますよ。